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NRW州再エネ拡大へ 風力で1位 太陽光発電で2位 2020年

再生可能エネルギーの導入拡大に関するドイツ全国比較で、NRW州は上位を占める。NRW州経済・エネルギー大臣ピンクヴァルトが2020年末、1年間の総合結果を発表した。総合結果詳細は下記の通り。

風力エネルギー:NRW州は、陸上風力エネルギーの導入拡大において2020年初めて1位を獲得すると予想されている。2020年1月から12月の間に285メガワットの発電容量を持つ風力発電設備が稼働した(2020年12月21日現在、暫定値)。NRW州は非常に人口密度が高いことに加え、内陸地であるため風力発電の適地とは必ずしも言えない。しかし、すでに2019年、NRW州はドイツ全体で3位にラインクインしていた。

太陽光発電:500メガワット以上の拡張が見込まれていることから、NRW州は、2019年に続き日射量の多い南のバーデン・ヴュルテンベルク州(2019年:479メガワット)を抑えて、ドイツで2位。NRW州の新規設置容量は5年連続で前年比を上回る好結果となった。この推移から、太陽光発電技術が投資家にとって低コスト化していること、さらにはNRW州で太陽光の重要性が高まっていることが分かる。

NRW州経済・エネルギー大臣ピンクヴァルトは「NRW州はエネルギー供給戦略において野心的な目標を設定し、再生可能エネルギーの導入拡大を成功裏に推進している。2021年には、事業用不動産を有効利用して屋根・駐車場設置型の太陽光発電を促進する他、古い風力発電機を撤去し、高出力の新しい風力タービンに建て替える計画・承認手続きをドイツ全土で加速したい。なぜなら、エネルギーシフトを成功させない限りパリ協定の気候目標達成は不可能であり、またNRW州を最も革新的で環境に優しい産業拠点に発展させることもできないからだ」と語った。

ドイツ連邦ネットワーク庁(BNetzA)が発表した許認可件数と入札結果によれば、風力発電拡大の勢いが続いていることが分かる。NRW州はこれまでドイツで3番目に多い900メガワット超の風力発電の新規建設を承認している。2020年だけでも承認容量は430メガワットを超えた。さらに、NRW州のプロジェクトは、これまで連邦ネットワーク庁が19回実施した陸上風力発電の入札にて大きな成果〜383基(総風力発電出力1460メガワット)が落札〜を上げている。これにより、NRW州は沿岸州を抑え、全国で3位につけた。

再生可能エネルギーの重点が太陽光発電と風力発電にあるというものの、エネルギーシステムの柔軟性とインテリジェント管理を可能にする水力発電とバイオエネルギーの重要性もNRW州は充分に考慮し、エネルギー政策を進めていく。

出典

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