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富士フイルム  2021年秋  新たな欧州統括拠点開設

FUJIFILM Europe社の飯田年久代表は半世紀以上続くNRW州での事業を今後も継承し、欧州本社をデュッセルドルフ地区内の新拠点に移転すると11月末、発表した。イノベーションとテクノロジーを特徴とする同社の移転は2021年冬に完了予定。新拠点には約400人の従業員用スペースとインフラが整備され、また「オープンイノベーションハブ」も新設された。同施設はパートナー企業とのコラボレーションを刺激・促進させるのが目的。

FUJIFILM Europe社は1966年、デュッセルドルフに進出。1983年からはヘアート(Heerdt)のヘーゼン通り(Heesenstraße)を拠点としてきたが、今般ラーティンゲン・オストのシュヴァルツバッハ地区への移転を決定。この新たな欧州本社は現住所から20km弱、デュッセルドル空港からは10km未満の距離に位置する。新拠点はオフィスビル「ザ・スクエア」の3フロア分(総面積1万m²)を占め、今後10年間の賃貸契約を交わした。シュヴァルツバッハ地区は総面積8万2000m²で、ここにはホテルも立地するという。

新拠点は、スペース、インフラ、テクノロジーを最大限に活用し、エネルギー効率と持続可能性に重点を置き、従業員とビジター双方にモダン且つ魅力的な体験を提供することを目指す。新拠点では各種ショールームやデモ機器のほか、富士フイルムのオープンイノベーションハブのコンセプトが体現されている。

この新オープンイノベーションハブは、東京、シリコンバレーおよびオランダに設置されている既存の施設をベースにしている。コンセプトは、富士フイルムグループが開発した画期的な素材・製品に関する基礎技術やコア技術、そして現在開発中の最新技術、材料、製品等を直接ビジネスパートナーに体験してもらい、新しいビジネスソリューションを紹介すること。さらに、この施設を利用して、既存および将来のビジネスパートナーが抱えている課題、アイデア、潜在的ニーズと富士フイルムが有する技術とを関連づけ、そこから革新的な製品、技術、サービスを生み出し、さらにイノベーション推進を目指す。

FUJIFILM Europe社のペーター・ストルイク社長は、次のようにコメントした。

「富士フイルムは過去20年間で大きな変化を遂げ、写真フィルムメーカーからマルチテクノロジー企業へと進化し、今やヘルスケアを始めとする多様な事業分野で技術・サービスの研究・開発・販売活動をしている。このような変革に伴い、今後の業務方針の熟考、チーム間協力の強化、将来的ニーズへの対応、さらにビジネスパートナーへの効果的なプレゼンスが必要となる。その意味で、この富士フイルムの新たな欧州戦略本部が既存、そして将来的にもスタッフと顧客に刺激を与え、さらに当社のビジネス成長を促すことを願っている」。

またNRW州経済・イノベーション・デジタル化・エネルギー省のピンクヴァルト大臣は「NRW州と富士フイルムには共通点がある。どちらも激動の時代を生き抜いて、変化する勇気を持ち、様々な課題に立ち向かってきた。まさに、喫緊の課題を解決する新しい対策が最も必要とされている今、富士フイルムの変化と変革への対応能力が、模範になると確信している。新欧州本社とオープンイノベーションハブの開設をお祝いすると共に、今後も信頼に満ちた協力関係を築き ”Made in NRW”イノベーションの推進を願ってやまない」と期待を込めた。

公式プレスリリース(英語)  写真:FUJIFILM Europe GmbH

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