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世界最大級の水電解水素製造プラントが着工 シェル・ラインランド製油所 in NRW州  

6月25日、シェル・ラインランド製油所のNRW州ヴェセリング工場で、水電解水素製造プラント建設の起工式が行われた。欧州連合(EU)の支援を受け、REFHYNEコンソーシアムはエネルギーシフトに貢献する。プラント建設の投資額は1600万ユーロ。うち1000万ユーロを欧州燃料電池水素共同実施機構が拠出し、残りの600万ユーロをシェル社、ITM Power社、SINTEF(ノルウェー産業科学技術研究所)、thinkstep社、およびElement Energy社のコンソーシアムが負担する。

高分子電解質膜(PEM)を使用する同プラントの建設は、2020年後半に完了する予定だ。水素製造能力は年間1300トンにのぼる。このITM Power社のPEMプラントは、天然ガスを使わずに、電気から水素を製造できるという特徴を持つ。再生可能エネルギー源の電気からグリーン水素を製造することで、シェル製油所のCO2排出量を削減できる。

シェル・ラインランド製油所のディレクター 、ドゥモウリン氏は「石油製品は今後数十年にわたって引き続き重要な役割を果たす。今回のプロジェクトで、よりクリーンな燃料と石油化学製品を製造できるようになる。製造する水素は輸送や他の分野でも活用していく計画」と、約100人の起工式参列者の前で挨拶をした。シェル・ドイツオイル社のDr.ツェンゲーリー取締役会会長は「当社にとって再生可能エネルギーの重要度は増している。ロイヤルダッチシェル社はそのため新エネルギーという独立したビジネスユニットを創設した」と述べた。

シェル社はケルンを中心に、新水素モデル地域が構築されることを期待している。ここで水素スタンドや水素自動車・バスの活用を促進し、さらにはエネルギーシフトにおける水素の様々な可能性を示していく方針だ。

出典   写真:Shell Deutschland Oil GmbH

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