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ハッカソン・イベント「ファクトリー・ハック2017」 オストヴェストファーレン・リッペ地域のレムゴ市で3月3〜5日開催

オストヴェストファーレン・リッペ大学(NRW州レムゴ市)はインダストリー4.0のエンジニアリングで先端を走る大学のひとつ。この大学に併設されている研究・実証ファクトリー「スマートファクトリーOWL」にて、「ファクトリー・ハック2017」が開催される

 

このドイツ最大の産業ハッカソンを企画したのは「産業ITセンター(CIIT)」のシビレ・ヒルカー代表取締役。現実の生産環境の中で、クリエイティブな頭脳の持ち主が42時間、新たなソフトウェアのソリューションを開発するというデジタルプログラミング・フェスティバルである。週末の2日間、スマートファクトリーとインダストリー4.0をテーマとして、ハッカソン参加者は独自の構想を練る。産業をめぐる諸問題に関心を抱くものであれば誰でも、学生であろうと、ニューカマー、デザイナー、エクスパートであろうと参加できる。

参加するハッカーチームは研究開発センター「産業ITセンター(CIIT)」内とハイテク工場「スマートファクトリーOWL」内に設けられた1万2千平米超のハッキング・イベントスペースを現実のプラットフォームとして使う。参加者は小チームに分かれ、まずは生産技術分野の問題を自身で特定し、その後、革新的ソフトウェアソリューションで解決していく。最後には観客と審査員によって選ばれた最良チームが表彰される仕組みだ。このファクトリー・ハックの特徴は、創造性、協力そして技術革新にある。世界各国からの300人を超すプログラマー、ディベロッパー、学生、デジタルネイティブに加え、産業、開発、科学の専門家達が一堂に会するイベントだ。また先端クラスター「it’s  OWL」が同イベントをサポートしているため、参加者は真の専門家から生産技術を学ぶことができる。

一方、主催者は、このハッキングマラソンを通して参加者に生産技術とそのプレイヤーが置かれている環境を体験してもらい、それがどれほど魅力的かつ先進的なのかを伝え、優秀な人材を技術拠点オストヴェストファーレン・リッペに惹きつけたい。またNRW州としても教育・継続教育に焦点を当て、有能な専門労働者の関心を呼び起こし、トップ生産拠点としての地位を維持したい考えだ。

参加申し込みは下記にて。イベント参加は無料。開催日程は3月3日(金)から5日(日)、開催場所はレムゴ市。

イベント詳細および申し込み