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ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズ社 先端水素事業を展開

ドイツに本拠地を置き、東京と岡山にも支店を持つティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズ社は、自社の保有するアルカリ水電解技術により高効率な工業規模の水素製造を実現。現在水素社会に向けた様々な活動を展開している。中でもCarbon2Chem®と呼ばれるプロジェクトでは、自社の風力・太陽光発電から発生させた水素を活用して、コークス炉から発生するCO2をメタンやアンモニアなどの化学原料に転換する実証事業を進めている。また、風力・太陽光発電からの電力により生成した水素と、アンモニアプロセス技術を活用した完全にCO2フリーの“グリーンアンモニア”ビジネスを展開している。

2019年6月2日から6日の会期で東京国際フォーラムにて開催された世界水素技術会議2019(WHTC)に同社は参加し、ポスタープレゼンテーションを行った他、再生可能エネルギーと水素社会に関し有意義なディスカッションが展開された。

また、ドイツNRW州は毎年、福島県郡山市で開催される再生可能エネルギー産業フェア(REIF)に出展しているが、今般のREIFにティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズ社も出展することが決定。会期は2019年10月30・31日の両日。再生可能エネルギー産業に関係する企業や団体が、最新の技術に関する情報交換、商談などを行う東北地方最大規模の展示会だ。

同社は、CO2フリーアンモニア及び水素社会の実現のため、今後有望市場の水素活用の動向についての調査をすすめ、事業戦略を構築していく。