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スマホの接近履歴活用 新型コロナ対策アプリに期待

注目のアプリは、ほとんどのスマートフォンに標準搭載されている無線通信規格Bluetoothを利用し、他者のスマートフォンとの接近履歴を、個人が特定できない形で収集するもの。検査で感染が確認された人がいれば、その人と接近履歴がある人に通知がいく画期的な仕組みだ。

このアプリはヨーロッパ8カ国で活動する130人以上の研究者から成る国際チームが、新型コロナウイルスのパンデミックを抑え込むため開発中。このプロジェクトは「Pepp-PT(Pan European Privacy Protecting Proximity Tracing)」と呼ばれる。
Bitkomのベルク社長は、「デジタル技術はコロナパンデミックを遅らせ、押さえ込み、それに打ち勝つために決定的な役割を果たす可能性がある」と強調する。ウイルスが拡大する確率を下げるためには、感染につながるような接触があったかどうかを正確に把握することが肝要だという。これによって、症状が出る前の段階で、感染可能性の有無を判断できるためだ。
ベルク氏はこのアプリが公開されたら、即座にインストールすると言い、他の人にもそれを勧めているという。アプリの利用者は多ければ多いほど効果が高まる。

なお、開発者は個人情報の保護を重視していると強調する。個人情報や位置情報を使用することはなく、収集されたデータも一定の期間(21日)を超えて保存されることはないという。
ドイツ連邦政府は現在このアプリについて調査段階だという。メルケル首相はドイツ公共放送ARDに音声でコメントを寄せ、「アプリが有用だと判明した場合、市民に利用を推奨する」と前向きだ。

このアプリは、早ければイースター後にも利用可能になるという。

出典 写真 iStock-1216351064

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