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クレーフェルト市 ヘルスケア産業を積極振興(前編)

クレーフェルトは、NRW州のデュッセルドルフから車で20分ほど北上したライン川の左岸の街。ここにはドイツ最大級のヘルスケア産業が集積している。

地理的条件に恵まれたクレーフェルトからは、アウトバーンへも、またデュッセルドルフとケルン/ボンの2つの主要国際空港へも簡単にアクセスできる。さらに世界最大医療見本市MEDICAが開催されるデュッセルドルフに近いため、同市は重要なヘルスケア拠点に発展してきた。実に住民の15%以上がヘルスケア産業に従事している。

中部ニーダーライン商工会議所の資料によると、クレーフェルトには約250社ものヘルスケア関連企業が存在する。またこの地ならではといえる施設がある。各種ヘルスケア関連機関や企業が入居する「医療技術ハウス」だ。ここには、3D放射線継続教育研究所「DVT アカデミー・ドイチュランド」、「ニーダーライン独立診断センター」、「IXOメディカル社」、医療機器販売店、さらに医療機器エンジニアリングオフィス「ヒルスエンジニアリング社」などが入居している。ヒルスエンジニアリング社は、クレーフェルトに拠点を置く健康・身体運動の専門誌「MOVEO」と共に、AED(自動体外式除細動器)設置を公共施設に普及させるプロジェクトをスタートさせた。さらに、同市に立地するニーダーライン大学は、医療技術など複数の医療関連履修プログラムを提供している。学生達は市内の企業で研修を受けながら卒業論文を書ける。また反対に企業も研修生を受け入れることで、将来の優秀な労働力確保が容易になるメリットがある。なお、ヘルスケア産業での同市最大の雇用主は「ヘリオス・クリニック」だ。独自の教育研修センターを持ち、ここでスタッフに職業能力向上訓練の機会を提供している。

参考資料:kreation No.39 2019年春号 

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