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旭化成ヨーロッパ(AKEU)NRW州ヘルテン市にアルカリ水電解システムの実証機を設置

デュッセルドルフに拠点を置く旭化成株式会社のヨーロッパ統括拠点、旭化成ヨーロッパ(AKEU)が、開発に取り組んできたアルカリ水電解システム技術を生かし、二酸化炭素の回収、利用、および貯蔵のEU研究プログラム「ALIGN-CCUSプロジェクト」に参画し、低炭素社会の実現に向け貢献

 

「ALIGN-CCUSプロジェクト」は2017年から2020年までの3年間のプロジェクト。産業環境で排出される二酸化炭素の回収、水素製造、他のエネルギーへの転換、およびこれらトータルプロセスの設計と構築に重点を置き取り組む。また、回収された二酸化炭素を水素と反応させ作られるメタノールやDME等の燃料としての市場での需要の調査や、その適応可能性や環境性能を評価する。

旭化成は40年以上、イオン交換膜法食塩電解事業を行っており、この技術をもとに低コストで水素を製造するアルカリ水電解システムの開発を進めている。上述のプロジェクトへの参画に先駆け、NRW州の北東に位置するヘルテン市にアルカリ水電解システムの実証機を設置することとなった。同システムは再生可能エネルギーを水素に変換するもので、エネルギー効率は90%と世界最高レベルを誇る。

旭化成ヨーロッパ(AKEU)はこのプロジェクト参加により、ヨーロッパでのプレゼンスの更なる向上を目指す。

旭化成株式会社・公式プレスリリース