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ドイツEV車をヤマト運輸が500台導入 共同開発も

ドイツDHLグループ傘下のストリートスクーター社が宅配大手のヤマト運輸と提携。

ストリートスクーター社はアーヘン工科大学発のEV車スタートアップ。2014年にドイツポストDHL社の傘下に入り、郵便物の配達車両として現在では約6000台のEV車両がドイツの道路を走行している。アーヘン工科大生産技術のノウハウを生かし、車体の高さや荷台の構造を要望に合わせ製造できるのが強み。

インターネット通販の利用者の激増で取り扱う個数が増えた宅配便業界では、人手不足が喫緊の課題だ。この秋にも日本で見かけることになる500台のストリートスクーター製 EV車は、増加する女性ドライバーなど小柄な体格でも荷物の出し入れがし易い荷台を備えるという。また、エンジン音がしないEV車は住宅街での夜間の配達にも最適で、かつ環境保全にも貢献できる。

一方、ドイツEV車にとっても日本で開発された車両の「冷蔵・冷凍」技術は魅力的で、共同開発は両社に大きなメリットをもたらすであろう。

参考資料