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リポート:ドイツNRW州 ビジネスランチョン: 国際チームの構築とマネジメント ― NRW州と日本の事例 2025/10/14

グローバル化が進む現代において、多様なバックグラウンドを持つチームをどのようにまとめ、活かしていくのか——。2025年10月14日に都内で行われた今回のNRWジャパン主催イベントでは、そのヒントを探った。

「国際チームの構築とマネジメント」と題した今回のイベントでは、国際的なチームを率いるうえでの課題と可能性について、さまざまな視点から活発な議論が行われた。

まず、Kienbaum Consultingのシニアコンサルタントである則満大輔氏による基調講演が行われ、グローバルチームを効果的にマネジメントするためのポイントについてお話しいただいた。ドイツと日本、双方の企業文化を深く理解されている則満氏ならではの具体的な事例と実践的なアドバイスは、参加者に多くの気づきを与えた。続いて、ドイツ学術交流会(DAAD)の堀田清文氏が、DAADの幅広い活動内容を紹介した。その後のパネルディスカッションでは、教育や国際的な経験がどのように異文化協働を促進するかについて、興味深い意見交換が行われた。また、NRWジャパンのインターンである森下大翔とベン・ハーバランドも登壇し、日独それぞれのインターンシップの特徴や、国際化の一環としての役割について、自身の経験をもとに語った。彼らのリアルな視点が、議論に一層の深みを加えた。

イベント後のネットワーキングセッションでは、参加者同士の交流が絶えず続き、このテーマへの関心の高さが感じられた。日本企業の間でも、ビジネスのみならずチームそのものの国際化への意識が着実に高まっていることを実感できる一日となった。