Jump to Navigation Jump to search Jump to Content Jump to Footer

NRW州から発信する未来の生産技術  アーヘン工科大学WZLが示す持続可能な生産への道

 NRW州のアーヘン工科大学(RWTH)工作機械研究所(WZL)は、日本でも古くから名が知られた研究機関であり、基礎研究のみならず、生産合理化のためのアプリケーション開発も行っている。

「生産技術」は以下の6つの構成要素から成り立っている。
開発設計、品質管理、組織、作業準備、製造・組立、制御・自動化  

この研究に取り組む工作機械研究所(WZL)を運営するのはトーマス・ベルクス(製造プロセス/トランスミッション技術)、クリスティアン・ブレヒャー(工作機械/組立技術/エクセレンスクラスター/トランスミッション技術)、ロバート・シュミット(生産計量/品質管理)、ギュンター・シュー(生産システム)の4名の教授陣だ。WZLは大学内機関として、明日の高度な技術を持つ若いエンジニアの育成を目的とし、常に研究の最先端を行く実践重視の教育を行っている。また、欧州最大級のアーヘン工科大学が総合研究かつ学際的研究向けの優れた環境を提供しているのも大きな強みだ。更に同大学には、同じく生産技術を扱うフラウンホーファー生産技術研究所(IPT)もあり、プロセス技術、生産機械、生産品質、計測、技術管理に焦点を当て、基礎から生産のデジタル変革まで幅広く取り組んでいる。

フラウンホーファー生産技術研究所(IPT)紹介記事へ(日本語)

来る5 月 11 ・ 12 日の両日、WZL/IPTが運営する会議 Aachener Werkzeugmaschinen Kolloquium (AWK'23)=アーヘン工作機械コロキウムが開催される。今年のテーマは「Empower Green Production」で、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われる。 幅広い分野の生産工学専門家が一堂に会し、サステイナブルをキーワードに講演を行う。現在の立ち位置を洞察し、今後を展望するまたとない機会となろう。

AWK'23 公式ホームページ 
出典 写真出典: https://www.wzl.rwth-aachen.de/go/id/sijq/