インタビューは、同じくインターンのエレンバエフ・デニが行った。梶山はインターンシップを通じて日本のビジネス界に関する理解をさらに深め、NRW.Global Business Japanチームをできるだけサポートしたいと考えている。梶山の背景、モチベーション、NRW.Global Business Japanでの目標について、インタビューした。
梶山 ケビン(かじやま けびん)
年齢: 24歳
学歴: デュースブルク・エッセン大学大学院
社会経済学研究科修士2年生
インターンシップ: 2025年4月〜9月末までの6ヶ月間
1. どうしてこのインターンシップに応募したのか?
日本のビジネス文化や経済に対する理解を深めるために、このインターンシップに応募しました。NRW.Global Business Japanは、日独間の経済交流を促進する重要な機関であり、そこで実務経験を積むことで自身のスキルを高め、チームに貢献したいと考えています。
2. 日本とドイツの両方のバックグラウンドを持っているが、そのことが職場でどう役立つと考えるか?
ドイツ人の父と日本人の母のもとに生まれ、ドイツで育ちました。幼い頃から、日本の親戚に会うため定期的に来日していた為、日独双方の文化をある程度自然に身につけることができたと思っています。この経験は、言語だけではなく、職場においては異なる価値観や働き方を理解できることに役立っていると思います。
3. 在ドイツの日本企業で働いた経験もあると思うが、その経験はどうだった?
ドイツでは、学生が学業と並行しながら企業で働ける「Werkstudent」という制度があり、この制度を通じてドイツ人材リクルート会社の日本デスクと日立製作所のデュッセルドルフ拠点で実務経験を積みました。特に、NRW州内の地域においては、日系企業が国際的かつ日本に特化した環境を持つことが、業務効率やコミュニケーションの向上に非常に役立つことを実感しました。
4. 職場の雰囲気やチームの印象はどうか?
NRW.Global Business Japanの職場では、日本とドイツの文化が自然に調和しており、そのバランスの良さに日々感銘を受けています。チームの皆さんは非常に経験豊富で、業務を通じて日独の経済関係の背景や実務のあり方について多くを学ばせていただいています。このような国際的で学びの多い環境下で働けることを、大変ありがたく感じています。
5. 今後の目標やキャリアの展望は?
将来的には、日独間の経済やビジネスの架け橋となるような仕事に就きたいと考えています。国際的な環境で培った経験を活かし、両国の企業や機関の連携を促進できればと願っています。
6. NRW州について、読者の皆さまに伝えたいことは?
私はもともとNRW州の出身ではなく、大学進学をきっかけにNRW州に引っ越しましたが、日本人にとって非常に親しみやすく、快適に生活できる環境が整っていることが印象的でした。また、NRW州はドイツでもっとも経済規模が大きく、多様な産業が集積している地域です。文化的にも多様性が豊かで、特に日本人にとって快適に過ごせる環境が整っており、働きやすい地域です。
インターン紹介④ - NRW.Global Business Japan
