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重工業界の膨大なデータを活かす NRW州 TALPAsolutions社のプラットフォーム 

TALPAsolutions社は、ドイツ NRW州エッセン市に本社を置く分析ソフトウェア会社である。鉱業、物流、建設業といった重工業で利用されている重機・装置といった固定型・移動型資産の予測分析ソリューションを開発している。

昨年来、TALPAsolutions社は日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受け、重工業分野におけるデジタル化に如何に協力していけるか検討を重ねてきた。この取り組みの一環として、先般9月に同社CEO セバスチャン=フリードリッヒ・コーヴィッツとCFOフィリップ・ローレンツが来日し、3日間にわたり重工業での「デジタル化」「イノベーション」「協力」をトピックに企業訪問やネットワーキングなど様々な日程をこなした。この訪日期間中、同社代表等は日本文化の素晴らしさや、会談先からの心温まるおもてなしに触れ感銘を受けたという。また今後、在日ドイツ商工会議所と協力しながら日本市場のビジネスを強化していく方針だ。

TALPAsolutions社は重工業分野における産業データ分析で先頭を走る企業のひとつ。今後、日本市場でのプレゼンス強化を目指している。というのも、日本は重機メーカーやOEMメーカーにとって世界最大級の市場だからだ。

重工業では計画から運用・保守(O&M)に至るまで、すべてのプロジェクト段階を通じて、大量の異種データを蓄積する。これらのデータは、移動装置やフィックスアセットに埋め込まれたセンターや、また後付けされたセンサー、設計履歴、プラニングソフトウェア、プロジェクト制御システムなど、さまざまなソースから収集されている。

しかし残念なことに、これら膨大かつ多種多様なデータは、体系的に把握・分析されていないのが現状で、データの多くが複数の関係者の元で保管されたまま、機械が寿命を迎えればそのまま失われていく。今後、産業界のデジタル化が進んでいく中、自力では扱いきれないほどの大量のデータが指数関数的に増大していくのである。
そこでTALPA社が提供する産業インテリジェンス・プラットフォームを利用すれば、機械所有者は自らのデータを活用し、多くのインサイトを見出し、生産性向上やコスト削減を実現出来る。そしてこれが新たな収益源となり得るわけだ。同社が開発したノーコード・ハイパーフォーマンス・クラウドプラットフォームは、データ取込み、処理、正常化、分析、インサイト可視化、並びにクライアントビジネスの全体像把握を可能にする。

TALPAsolutions社のプラットフォームは、ありとあらゆる種類のリアルタイムデータに対応している。
以下、例)
- 顧客のセンサーや機械       
- ビジネスシステム(ERPやCRMなど)
- 地理情報システム(GIS)
- 地理・地質

ビジネスでのデータ活用で、きっとTALPAsolutions社のプラットフォームが答えをくれるはずだ。

TALPAsolutions 公式ホームページ 
写真 copyright: talpasolutions GmbH