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ドイツ ブンデスリーガの強い存在感  1.FCケルンが日本で活動を拡大

2022年10月末、サッカークラブ1.FCケルンの代表団が来日した。1.FC ケルン社フィリップ・トゥロフ取締役社長と同クラブ副会長Dr.カルステン・ヴェティヒを団長とする今般の訪日目的は、伝統を誇るクラブチーム1.FCケルンの認知度を高め、そしてネットワークを拡張すること。

1.FCケルンと日本の関係は長く、1970年代に奥寺康彦氏が日本人初のブンデスリーガ選手として1.FCケルンでデビューして以来、ずっと関係を育んできた。最近では、ルーカス・ポドルスキや大迫勇也といったスター選手が日本との絆を更に強くした。

この代表団訪日はNRW.Global Business Japan(NRWジャパン)や日独産業協会 (DJW)、Infront Germany社がサポートしたが、そのキックオフイベントとして、ビジネス、メディア、スポーツ界から60人以上のゲストが参加するネットワーキング・イベントがパークハイアット東京で開催された。

同イベントはトゥロフ代表による1.FCケルン独自の「DNA」紹介からスタートし、その後、レジェンドと称される奥寺氏が登場。抜群の知名度を誇る同氏はまさに伝統あるサッカークラブ1.FCケルンの良き広告塔だ。ゲストを前に奥寺氏や日本のパートナーであるサンフレッチェ広島のクラブアンバサダー 森崎浩司氏と共に、ドイツと日本のサッカーについて、また1.FCケルンの日本での今後の活動について意見を交わした他、Dr.ヴェティヒ副会長は「今回の来日は、これからずっと続く長期的な取り組みの始まり」と強調し、また「日本人選手の当クラブチームへの新たな入団を期待している」と抱負を述べた。

Jリーグのサンフレッチェ広島と1.FCケルンは、昨年(2021年)スポーツおよびマネジメント分野で協力関係を結び、相互協力を強化して来た。東京・大阪での関係者等との会談スケジュールをこなした後、提携先のサンフレッチェ広島からの招待を受け向かった同地では、1.FCケルンの戦略をスタッフに紹介するワークショップが開催された他、松井・広島市長が一行を出迎え、会談した。

1.FC ケルンのホームタウン ケルン市は大聖堂の街として日本での人気も高く、また来年には京都市との姉妹都市提携60周年を迎える。ケルンと京都、双方ともに古都であることをきっかけに1963年に提携したのがその始まり。スポーツのみならず、経済・文化面での更なる交流に期待したい。

写真コピーライト: NRW.Global Business Japan