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ドイツの充電インフラ その拡張と運用 新ツールで透明性確保

ドイツ国立充電インフラ管理センターは、新たに4種のオンラインデータサービスを導入し、リアルタイムでの充電スポットの使用状況、誰もが利用可能な充電インフラの整備状況、および充電スポットの利用実績に関する情報を提供する。これらのオンラインツールは、公共充電プラットフォーム「Charging Radar & Moovility」との協力のもと開発された。

下記情報を提供。透明性が高く、かつオンラインでの確認が容易に出来る。

1. リアルタイム・使用状況モニター
ドイツ全国でその時点で使用されている公共充電ポイントの数と全体に占めるその割合をリアルタイムで表示。
2. ö-LIS-リポート(毎月公表)
全連邦州における公共充電インフラの整備状況と設置容量についての報告。
3.ドイツでの充電(ダッシュボード)
公共充電ポイントが実際に使用された月毎の件数および充電インフラの信頼性に関する情報を表示。
4. LIS-助成モニター
ドイツ連邦政府が助成する充電インフラに関するデータ詳細を表示。

ドイツ水素・燃料電池技術機関(NOW)のクノーベルスドルフ代表は、上記4種の新データサービスは「公共向けの画期的なプログラム」と評価した。分かりやすいデータ表示により、ドイツの充電インフラ整備の進捗状況が把握でき、透明性の高い情報提供が行われている。また国立充電インフラ管理センターのチーム「Verstehen」 (“理解”の意) のリーダー、フランツィスカ・ロバス=フンクは、これら新しいダッシュボードの目的は、すべての関係者(市場、行政、メディア、自動車ユーザー)へのドイツにおける充電インフラ関連の包括的情報提供だと述べた。

国立充電インフラ管理センターは2020年より(運輸省から受託し、ドイツ連邦政府関連機関NOW 指揮のもと)ドイツの充電インフラ整備事業を計画・管理している。同センターは、充電ステーションに対する需要を正確に把握するために、関連データを収集し、またすべての関係者と共有している。

全ダッシュボードはこちら→ http://nationale-leitstelle.de/verstehen/

出典 写真コピーライト: ED Netze