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T-Systemsとエリクソンが提携 5Gパートナー

NRW州に拠点を置く2社が、5Gキャンパスネットワーク(いわゆる私営のネットワーク)の実装に向け、世界で共同ソリューションを提供する計画を発表。

ドイツテレコムの子会社であるT-Systems社と、ドイツ現地法人をデュッセルドルフに置くスウェーデンの企業エリクソンは、これまでの協力関係をさらに強化する。この提携の目的は、世界中のビジネスパートナーに共同でエンドソリューションを提供することだ。

両社は、いわゆる5Gキャンパスのトータルパッケージで大型の提携を組む。最新移動体通信規格をベースに、モノのインターネット(IoT)などを視野にネットワークセキュリティの強化をはかる。

ここで重要な鍵を握るのがネットワークシステムに必要な高性能と耐久・復元力だ。この実現のため、エリクソン社はすでに実証済みのキャンパスネットワークインフラを提供し、T-Systems社はエッジコンピューティング機能を提供する。顧客は今後、耐久・復元力に優れた安全なネットワークを利用できるようになるだろう。

産業が集積するNRW州にとっては、この両社のソリューションは大きな恩恵をもたらす。製造現場や、ロジスティクスセンター、また空港・港湾も然りだ。T-Systems社とエリクソン社が共同で開発するソリューションは公衆モバイルネットワークから独立した私営モバイルネットワークの安全な運用を可能にし、IoTなど機密性の高い応用に役立つ。中小企業にも是非この利点を活用してもらいたい。

多くの企業が新しい技術標準に準じて事業を進める昨今、トータルソリューションへのニーズが急増している。超低遅延が起こらず、高い安全性が確保されたデータ転送が重要な鍵となる。

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