同社はインドのITグループ。1991年からドイツで事業を展開しており、ITサービスとコンサルティング・サービスのプロバイダーとして、企業のデジタル化に長けています。そのサービスは、アプリケーション開発やシステム統合からデジタル・ビジネス変革まで多岐に渡ります。中でも、Tata Consultancy Services（TCS）は200以上のサステナビリティ・ソリューションを提供し、企業のESG（環境・社会・ガバナンス）優先事項の実施を支援しています。TCSは2008年からデュッセルドルフで地域デリバリー・センターを運営しており、今年はボンにもう1ヶ所増設しました。また、NRW州のレバークーゼン、アーヘン、ヴッパータールでも活動しています。このインド発のITスペシャリストはNRW州で著しい成長を遂げており、州内の5つの拠点では合計1,300人が働いており、新規で265人の雇用が創出されました。

ViegaはNRW州ザウアーラント地方にあるアッテンドルンの家族経営企業。その高品質の施工技術で世界市場のリーダーへと成長し、世界10ヶ所の拠点に約5,000人の従業員を擁しています。現在、75ヶ国以上に輸出し、米国、中国、インドに生産拠点を有し、また独自の販売組織も持つグローバル企業です。また今年（2023年）持続可能性の高いスマート・セミナー・センターをアッテンドルンに開設し、革新的建築の新たな基準を打ち立てました。Viegaの製品は、建築物、工業プラント、造船、サプライ技術に利用され、このNRW州製のViegaブランドは、米ワシントンD.C.のペンタゴン（国防総省）やハンブルクのエルプフィルハーモニー・コンサートホールなど、まさに世界中に広がっているのです。