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ドイツ連邦保健大臣 医療ロボットスーツの導入を高く評価

NRW州ボーフム市のBG ベルクマンスハイル大学病院で2月21日に開催されたシンポジウム「人間とロボット - 医療分野のチャンスか争いか?」にドイツ連邦保健大臣ヘルマン・グローエが出席。大臣は、日本のベンチャー企業サイバーダイン社が開発した治療用の外骨格型ロボットスーツHAL®(Hybrid Assistive Limb)を視察した

 

 

 

外骨格型ロボットスーツは対麻痺または同様の症状の患者の治療ために現在BGベルクマンスハイルで使用されている。治療によって患者の歩行能力を高め、さらにある程度まで自立性を取り戻せる。この特殊技術はサイバーダイン社によって開発された。患者の僅かな神経インパルスを認知して運動に変換し、患者の歩行動作をサポートする。こうして患者は段階的に歩行の訓練を行える。

シンポジウムにてドイツ連邦保健大臣グローエは、慢性疾患患者の生活水準を向上させるために医療技術の進歩は重要であると強調し、この独日プロジェクトは「技術が人間に如何に貢献できるかを示す素晴らしい事例である」と称賛した。

このプロジェクトは国際協力が含有する大きなポテンシャルを示している。サイバーダイン社は拠点を置くNRW州から大いなるメリットを得ている。それは、同州がヨーロッパ最大の研究機関の集積地であり、また世界有数の大学を多数有し、かつドイツのビジネス拠点No.1であるからだ。

参考資料