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NRW州の5大学 エクセレンス大学認定を申請 科学研究を促進

アーヘン工科大学、ボーフム大学、ボン大学、ケルン大学およびミュンスター大学はエクセレンス大学の申請を行った。最終決定は7月19日

5つの大学が「エクセレンス大学」の称号獲得を国際エクセレンス専門委員会に申請した。アーヘン工科大学はすでに「エクセレンス」の伝統を持つ。2007年以来、アーヘン工科大学は常にエクセレンス大学の認定を受けており、今回の申請は3回目となる。ラシェットNRW州首相は、「NRW州政府として、5大学の申請を全面的に全力で支援していく。NRW州では、14のエクセレンス・クラスターの採択を受け、今、大きな革新的な動きが起きている。従ってエクセレンス・イニシアチブを推進することは先行投資に値し、こうして連邦と州レベルに新しい弾みがつく」と述べた。

連邦政府と州政府は、エクセレンス戦略によって、トップレベルの大学研究を強化することを目指している。それゆえ特定の研究分野のエクセレンス・クラスターに資金提供を行い、また優秀な大学所在地に対し戦略的支援を提供する。今回、ドイツ全体で、17の大学と2つの大学コンソーシアムがエクセレンス大学の申請の権利を得た。その前提条件となっているのは、少なくとも2つのエクセレンス・クラスターの採択を受けた大学拠点であること。NRW州の大学では合計14ものエクセレンス・クラスターが採択されている。

エクセレンス戦略とは?

学術拠点としてのドイツを持続的に強化し、国際競争力の更なる向上を目的とする。実施団体は、ドイツ研究振興協会(DFG)とドイツ学術審議会。エクセレンス戦略では、エクセレンス・クラスターの助成認定を受け、特に優秀な結果を収めた大学は、エクセレンス大学に申請し、更なる助成を得られる仕組みとなっている。助成金は年間総額5億3300万ユーロ。うち、約1億4800万ユーロが毎年エクセレンス大学に拠出される。助成資金の75%は連邦政府、25%は当該州政府が負担。

出典