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2019年10月NRW.BANK.ifo景況感指数

NRW.BANK.ifo景況感指数は10月も僅かながら悪化した。現況へのプラス評価は前月比で下がり、また、6ヶ月の先行き動向でも、再び懐疑的な見方が強まった。

製造業の景況感は悪化した。企業が現況も「悪い」と評価したのは2010年来となった。今後半年のビジネス展望では、悲観的な予想が連続して示された。このマイナスの現況評価に悲観的な展望が重なり、NRW州製造業の景気後退を示すシグナルが点灯した。建設業の景況感は直近数ヶ月比で下降線を描いた。企業は現況も、また先行きに関しても「悪化」と評価。小売および卸業の景況感も10月悪化した。企業は現況評価を引き下げた。しかし先行き動向では前月のような悲観的な見方は示されなかった。サービス業の景況感もやや曇り模様となった。現況に対する満足感は若干減少したが、今後の展望に関しては慎重ながらも楽観的な見方が強まった。

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