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NRW.Energy4Climateとエネルギー・エージェンシーふくしま 共同声明に署名 

ドイツ NRW州は再生可能エネルギー関連産業の相互交流・育成を目的に、2014年2月に福島県と連携覚書を締結し、以来、セミナーの開催や相互訪問等を通して経済交流を継続 している。

この活動の中心となってきたのが、NRW州経済省傘下の再エネ促進組織、エネルギー・エージェンシーNRWと、同組織の名前を冠し2017年4月に開設されたエネルギー・エージェンシーふくしまである。7年以上にわたり継続して同産業分野の促進に尽力してきたエネルギー・エージェンシーNRWであったが、昨年(2021)末、州組織再編に伴いその役割を終え、2022年1月には新たな州立機関として「NRW.Energy4Climate」が産声を上げた。「NRW.Energy4Climate」は、再生可能エネルギー、エネルギー転換、気候変動対策分野でNRW州内の企業やノウハウを集約し、国際交流の振興を目的としている。

NRW.Energy4Climateについて(2022年3月ニュースレターにて紹介)

去る7月4日、NRW州と福島県間の経済交流の継続的推進を目的に「エネルギー・エージェンシーふくしま」と「NRW.Energy4Climate」は共同声明を作成し、オンラインで署名式を行った。

署名したのは下記の代表者(同写真):
NRW.Energy4Climate  代表  ウルフ・ライヒャルト 氏
エネルギー・エージェンシーふくしま  代表  服部 靖弘 氏

なお、同署名式には内堀・福島県知事、ダマーマンNRW州経済省次官(当時)、そして岩間・在デュッセルドルフ日本国総領事が立ち会った。エネルギー危機がこれほど身近に、また世界中で懸念されたことは昨今ない。NRW州と福島県の長年にわたる相互協力が、何らかの形で必ずや花を結び、一助となることに期待したい。

以下、共同声明概要:
<協力分野> 
・ バイオエネルギー
・ 風力 
・ 太陽光
・ 燃料電池と水素技術
・ 蓄エネルギー
・ 動力、熱及び輸送部門における再生可能エネルギーへの統合
・ 市場計画と戦略

<実施内容>
・ 両地域での共同セミナー
・ 両地域での見本市への参加
・ 両地域での市場機会に関する調査
・ 両地域での企業、研究機関、研究施設間のネットワーク構築、プロジェクト開発、研究交流の支援
・ 各種会議、ワークショップ、プロジェクト視察の開催
・ 政治、行政、産業、科学の各分野における関係者のネットワーク構築及びシナジーの活用
・ 両地域の企業が様々な活動に参加し、その結果得られた協力や商取引に関する記録

<有効期限> 2022年7月4日~2023年12月31日

写真コピーライト:エネルギー・エージェンシーふくしま / NRW.Energy4Climate